本記事のテーマ
決断する際の注意点について
なんであの時こうしなかったんだろう。なぜあの時こうしてしまったんだろう。
誰にでも起きる、判断が空振りする、裏目に出てしまう、そんなこと。
記事を書いている今の私に降りかかっている状況を考えながら、これからの人生の指針として判断を少しでも誤らないように、この記事を書きます。
なぜ決断を後悔してしまうのか?
私が思う判断を後悔してしまう理由は以下の3点。
判断を後悔する原因
- 決断するための前情報が足りない
- 判断基準を誤っている
- 最悪な状況を想定できていない
私の現状に則してお話するために、まずは私の現状を簡単に説明します。
英語力向上を目的にカナダにワーホリで来ており、イエローナイフの日系企業のツアー会社に日本語ツアーガイドとして雇ってもらったが、働き始めて1週間で辞めることになり、大金を失った。
これが今の状態です。
①決断するための前情報が足りない
なぜ1週間で辞めたかというと、英語を伸ばせる環境ではなかったからでした。
募集要項には「オフィス内は英語」「他の国の従業員も在籍」「日本人以外のゲストもいる」と書いており、英語を使いながら自然の中で仕事できるって最高!と思って応募しました。しかし、実際は14人中10人が日本人、ルームメイト4人も全員日本人で、ツアーガイドの研修も半分日本語、半分英語という感じでした。マネージャーに英語を使うポジションはないかと聞いても、そんなポジションはないと言われました。
募集要項に嘘があった訳ではなかったので、これは自分の情報不足が招いた結果でした。もっとマネージャーと事前に話をしていればこのような事態にはならなかったかもしれません。
教訓①
前情報の把握と正確さ意識すること
今回の後悔の原因は前情報のあやふやさが大きな原因でした。
②判断基準を誤っている
次に、仕事を探していた中で判断基準が曖昧になっていたことにも気がつきました。
最優先事項は「英語力を伸ばせる環境」。つまり、英語に浸かることができる環境です。
それにも関わらず「せっかくカナダに来たんだからオーロラみたい!」というオプション的な考えに惑わされ、日本語環境に陥るリスクを過小評価していました。
つまり、
教訓②
最優先事項は何か常に意識すること
今思えば、どうでも良いリスクを冒していたのかもしれません。
③最悪な状況を想定していない
これは結構難しいところです。最悪を想定するとどこまででも最悪な状況は考えられるからです。
しかし、私の場合「もしツアー会社を辞めることになったらその出費はいくらかかって、手元にいくら残るか」といった具体的に考えられそうなところまでも考えていませんでした。
教訓③
最悪の事態を想定すること
万が一、マネージャーが合わなかったら?環境が合わなかったら?仕事が合わなかったら?
実際にまあまあの確率であり得ることを具体的に考えていれば、経済的にもそこまで大きな後悔には繋がらなかったかもしれません。
まとめ:決断を後悔しないために
どれだけ前情報を持っていようが、どれだけ最悪を想定しようが、予測不可能なことは起こります。
これは正直、自分ではどうしようもないことです。
だからこそ想定外のことが起こる可能性を低くするために、前情報を把握して、自分にとって大事なことは何かを考えて、最悪な状況を想定することが大切なのです。
私は今回の仕事選びで大きな失敗を犯しました。
しかし、この教訓を身に染みて感じ、今後の決断に活かすことができることを考えれば、大きな視点で見れば良い経験だったのかもしれません。
というか、そう思うようにします!泣