前回の記事では私のワーホリについて時系列に沿って書きました。
今回は総まとめ記事です。
半年間でワーホリを終えた理由
約半年というワーホリビザを全く活かしきれていないような私のワーキングホリデーでしたが、とりあえず明日で終わりです。
ここまで色々な場所を転々としていろんなことがあったわけなのですが、ワーホリを半年で終えた今の感想としては
ワーホリに来てよかった。でももう十分。これ以上滞在しても前に進んでいかない。
ワーホリに来た目的を立ち返ってみると「英語力を伸ばす」これに尽きるのです。
もちろん「お金を稼ぎたい」「今までにない経験もしたい」というのはありましたが、あくまで優先順位は英語力を伸ばして仕事で使えるレベルにすることです。
どのくらい英語力が伸びた?
英語力はこのワーホリ期間でかなり伸びたと思います。
スピーキングについては「ゆっくりでも言いたいことを相手に伝えられるレベル」
リスニングについては「1対1で話すと80%相手の言っていることがわかるレベル」
イメージで言うと、英語を扱うための受け皿が完成された感じです。その皿はまだまだ小さいので相手が気を遣ってその皿に収めてくれなければ受け取れませんし、皿の中に入っているものも少ないので的確な言葉を出せない時も多くあります。
でも、私は今の状態で目標を達成した、ということにしました。
英語力を伸ばしたい理由
というのも、これ以上の英語力を望むならもっと長いスパンで海外に滞在しないといけないと思ったからです。その場合、日本で働いてキャリアを積んでいく時期を先延ばしにしなければなりません。
海外で働くことを今のところ考えていない私としては、これは自分が考えている「英語を仕事で活かしながらキャリアを積んでいく」という道筋には逸れているものでした。
ということで、海外生活はここで終えて、日本に帰国して仕事をしながら英語力を鍛えていくというフェーズに移ることにしました。
得た知見
約半年のカナダワーホリに区切りをつけたのですが、この短期間の間でも得られたことはたくさんありました。
思っていたよりも「人」が好きだということ
元々日本にいた時は、自分は1人でいるのが好きで、他の人とずっといるのが苦手なタイプだと思っていました。
1人でいろんなところに行っちゃいますし、休みの日は1日中誰とも話さない日なんてのもザラにあります。
でもここ最近気づいたのは、
1人でいるのが「好き」なんじゃなくて、1人でいるのが「楽」なだけだということ。
つまり、面倒くさがりなだけなんです。
1人でいる時間が長いこのワーホリ期間で「寂しいなぁ…」って思う回数のなんて多いこと!
ただの「人と一緒に居るのが好きだけど、長時間一緒にいて気を遣うのが嫌」という厄介なやつだったのです。
帰国直前の今は、友達や家族に会えるのが待ち遠しくてワクワクしています。
人と付き合ってく中で生じるこの「面倒」という気持ち。
この気持ちをどうにか自分の中でうまく処理する方法をこれから考えていこうと思います。
理想の上司像をイメージできた
このワーホリ期間の中で1番の収穫は「理想の上司像」を手に入れられたことかもしれません。
ワーホリで4つの職場を経験し、4人のボスと共に働いたことから理想の上司の輪郭をイメージできるようになりました。
- 不機嫌にならない
- 誰に対しても分け隔てなく接する
- 指示は細かく出す
- スタッフは部下であり友人である
- 用がなくても声をかける
- プライベートと仕事はきっちり分けない
私が最後まで勤めていたレストランのオーナーがこんな感じの人でした。
他の会社の上司の中には、仲の良いスタッフとばかり話して新人には最低限の会話しかしなかったり、中には偉そうにして従業員を小馬鹿にした態度の人もいました(悲しくもこれは日本人の上司でした…)。
自分がどんな上司になりたいか、その具体的なイメージを掴めたのは凄く良い経験でした。
まとめ
私のカナダワーホリは終わりを迎え、人生の新たなフェーズへと進みます。
大変なこと辛いことの方が多かったワーホリでしたが、間違いなく私の人生の中で大切なことに気がつかせてくれた大事な大事な半年間でした。
今後も写真をたくさん写真を撮って、このブログやSNSに載せていきます。
これからも、お付き合いいただけたら幸いです。