今回は「多読」という英語学習法について紹介します。
趣味が読書の人にとてもおすすめな勉強法です!
「多読」とは?
多読とは?
洋書を大量に読む英語学習法
多読の目的は、たくさんの英文に触れて英語脳を作ることです。
でも英語の本を読むのはかなりハードルが高いですよね…。
ということで、多読勉強法には次の原則が含まれています。
「多読」の原則
多読の原則
- 辞書は基本的に引かない
- わからない単語・文は飛ばす(理解しなくてOK)
- 難しすぎる・面白くない場合は本を変える
辞書を引かないことや、わからない単語は飛ばすことを聞くと意味がないように思えるかもしれません。
しかし、日本語でもこの漢字わからないけどこんな意味かな?とか文脈でなんとなくわかる時があるじゃないですか。その感覚を英語でも身につけようということです。
もちろん、ある程度の英語力は必要です。
ある程度の英語力がある人という点で、個人的にTOEIC800点以上の人を対象にお薦めしています。
そして、この3原則を守ることでこそ英語脳を作ることができるのです。
「多読」で得られるスキル
「多読」で得られるスキル
- 英語のまま理解する力
- 速読
英文を英語の語順のまま理解できるようになることこそが、英語脳に繋がります。
これには慣れが必要です。
受験用の英語では返り読みでOKでしたが、英語を実践的に操れるようになるには英語の語順のまま理解する必要があります。
洋書を辞書なしで読む、というのは最初はかなり大変ですが、継続することでそのまま英文を読めるスキルが身につきます。慣れると読むスピードも上がります。
「多読」学習の壁
読める本≠面白い本
興味がある本が必ずしも読める本当は限らないのです。
継続するなら趣味にしたい。でも、難しすぎると読めないし、絵本のように優しすぎる本は面白くない。
「続きが気になる!読みたい!」そんなふうにワクワクしながら読めれば趣味として継続できるかもしれませんが、なかなかちょうどいい本が見つかりません。
ということで、最初は多少難しくても物語のあらすじを知っている本を読むことをおすすめします。
ハリーポッター
アリス・イン・ワンダーランド
シャーロックホームズ
などは有名ですね!
「この場面ではこんな感じの言葉だったよね!」というレベルで物語を知っていれば、「英語ではこういうんだ!」と照らし合わせることもできます。
意味がわからない部分が苦痛
わからずに飛ばした部分が物語の重要な文章だったら…と思うとストレス。
そんな時は、例外として辞書を引いても良いと個人的には思います。
でも、飛ばし読みの部分や辞書を引かなければならない部分が多いなら、それは本を変えるべきなのかもしれません。
まとめ:「多読」という洋書を使った英語学習法について
多読の原則
- 辞書は基本的に引かない
- わからない単語・文は飛ばす(理解しなくてOK)
- 内容についていけない・面白くない場合は本を変える
「多読」という英語学習法について紹介しました。
「ハードルが高いなぁ」という人も一度洋書を開いてみてください。イラスト付きのものも多くあり、なんとなく物語の内容がわかるものも多いと思います。
まずは、自分の知っている物語を洋書で読んでみる。楽しみながら読める範囲で読む。
こんな感じで気軽に始めてみましょう!
おまけ:洋書を読むならAmazon Unlimited
最後に、洋書を読むツールを紹介します。
もう知っている方も多いと思いますが、Amazon Unlimited がおすすめです。
Amazon Unlimited とは月額980円で対象書籍が読み放題のサービスです。
読書好きな方はすでに登録している人もいると思いますが、対象書籍にはHarry Potterシリーズなどの洋書もあります。
いきなり洋書を購入するのはハードルが高い…
そんな人には、ピッタリなサービスです。
趣味の漫画・読書のついでに英語学習のツールもゲットできます。
無料体験期間が設けられていたり、キャンペーンがあったりと、始めやすいサービスですので一度見てみると良いかもしれません。
今回はここまで!
終わり。