これはワーホリ中に思った「海外で友達を作る上で大切なこと」についてのお話。
友達ができた時期、できなかった時期
始めて1対1でしっかりとした友達を作れたのは、国際ボランティアの時。カメラとハイキングが好きなイギリス人でした。
同じ趣味を持っていたこともあって、初日から2人でハイキングに行って一気に仲良くなりました。2人でバーに行ってお酒を飲みながらビリヤードをしたりダーツをしたり。お互いあんまり口数が多い方じゃない性格もめちゃくちゃあっていたのだと思います。
一方、国際ボランティアが終わって友人が帰国し、私が仕事を始めた時期は全く友達ができずにとても悩んでいました。
職場のフィリピン人は陽気な人が多くてフレンドリーだったけれど、自分とはノリが合わなさすぎてなかなか会話に入っていけません。もちろん全員英語はペラペラで、語学の壁もありました。
何回かバスケットボールに誘ってくれたのですが、当時の私はノリの違いと英語力の違いで会話に入っていけないことによって仕事が苦痛で仕方なかったので毎回断っていました。
今思えば、勿体無いことしたなぁと思います。
英語力よりもコミュニケーション力
海外に滞在して何より必要なのは「コミュニケーション力」。
英語力があるに越したことはないけれど、それよりもオープンマインドというか、心の持ち方のほうが圧倒的に大事です。
まあ、大事なんてことはもうわかっていて、それを知った上でも恐怖心やプライドを捨てることが1番難しいことなのですが。
良いテンポで話せないから呆れられるかも、
つまらないやつだって思われるかも、
とか。
友達を作るためには、この気持ちと向き合わなければならない。ボランティアで出会ったイギリス人のような、よっぽど相性の良い人は本当に稀なのだから。
まとめ
「友達できなくてもいいか…」と諦めかけていた頃、新しい職場の同僚に飲みに誘ってもらって、少しだけ友達を作ることができました。
結局、何をどうすれば良いのか、いまだに何が正解かわかりません。
自分と合わない人と一緒にいても辛くなるだけだし、かといってずっと1人でいるのも孤独で辛い。
今までは、相性の良い友達とだけ狭く深く交友関係を作っていく感じだったのですが、ここは自分の中の器を大きくして、友達になれる人のストライクゾーンを広げるしかないのかもしれません。そっちの方がきっと生きやすい。
そうすることで、自分と相性のいい人が世界に意外といることに気づけるかもしれません。
ちょっとだけ姿勢を変えて、人を見る目を変えて、いろんな人と友達になれる方法を考えていこうと思った、そんな話でした。