獣医の勉強の基礎となる暗記。
動物のお医者さんになるためには
まず土台となる大量の知識を身につけばければなりません。
今回は暗記に特化した勉強法を紹介します。
私はこの方法で今までの追試・再試になることを免れてきました。
授業で習った内容をまとめ直す前に
ここでポイントになるのは、
頭の中でイメージして、思い出しながらまとめ直すこと
です。
例えば、文章を覚えるときに、
文章を横に並べて書き写すのではなく、
一度、全文を読み込んで、その文章を思い出しながらまとめることです。
理想の順序としては、
①内容を頭に入れる(この段階では何回も内容を確認しながら)。
②内容を頭の中でイメージ(こんな内容だったなぁくらいでもOK)。
③何も見ずにまとめる(方法はなんでも良い)。
イメージができるようになってから、アウトプットすることが重要です。
もちろん③の段階で完璧でないこともあるかもしれませんが、それでも8割がた頭の中に入れてからまとめましょう。
試験にはノートを持ち込めません。
ですので、頭の中に入れることを目的にしなければならないのです。
まとめる方法は?
ノートにまとめるのって時間かかるし、後で見返しにくいよね、、、。
そんな人に、より効率的に勉強内容をまとめる方法を紹介します
Good Note 5 でノートにまとめる
Good Note 5というアプリをご存知でしょうか?
Good Note 5とは、PDF管理、ノート作成まで大学生が学ぶ上でとても役に立つアプリです。
Good Note 5はまとめノートを作る際にも大いに役立ちます。
①調べたい単語が含まれる資料を一括で検索できる(手書き文字も検索されます!)
②文字を書いた後でも配置を変えることができる
③画像を容易に載せることができる(画像への書き込みもできる)
④管理が容易。バックアップもできる。
⑤PDFとして共有しやすい
①有料
②iPadとApple Pencilが必要
③長時間使用で目が疲れる
「あれ、どこかで見た気がする、、、?」
「もう1度見返したい!」
そんな時に、紙のノートや検索機能のないソフトでまとめを作った場合、資料を探すことに時間を消費してしまいます。
そんな時、資料や自習ノートをGood Note 5に入れておけば、【検索機能】で一括検索できます!
この一括検索できるということだけでも勉強をGood Note 5で行う価値はある、と私は思います。
それ以外にも、
ノートに書いた文字の色・大きさ・配置を変えることができたり、
ノートを跨いでコピー&ペーストができたり、
画像を取り込んで見やすいノートにできたりと、
感覚的にノートを作ることができます。
さらに、複数の階層に分類できるので管理も容易です(一括検索ではタイトルも検索されます!)。
授業にも自学にもおすすめなのがこの【Good Note 5】です。
Wordにまとめる
Wordを使い慣れている人は、まとめノートとして利用している人も多いと思います。
①タイピングに慣れているなら短時間でまとめることができる
①画一的なまとめになるので視覚情報として覚えにくい
②画像や記号を入れるのに手間がかかる
私は、
1)手書きノート(Good Note 5)で書くのが面倒な時
2)アウトプットする時にまとめる必要がない時(後で見返すことを前提としない時)
にWordでまとめを作成しています。
あくまで自分の頭に入れるための作業、アウトプットのために簡易的なまとめを作るのであれば、
Wordでパッと作成するだけで十分です。
PowerPointでスライドにまとめる
人に説明することを目的としたまとめを作る
PowerPointとはプレゼンのスライドを作るためのソフトで、
スライドとは人にわかりやすく説明するための補足資料です。
人に説明することは知識定着にとても効果的です。
それをイメージしながらまとめを作りましょう。
①画像や記号が載せやすい
②視覚情報として暗記しやすい
①情報量が多くなると見た目が悪くなる
②スライド枚数が膨大になりやすい
③まとめに時間がかかる
Wordより記号や画像、文字配置を行いやすいメリットはありますが、
第1段階としてインプットするために「まとめる」のであれば、情報量が多くなって雑多な見た目になってしまいます。
逆に、頭にある程度情報が入っていて整理されているならば、それをさらに強化することができるツールになります。
マインドマッピングソフトを使う
マインドマッピングとは、自分の頭の中を視覚化することで整理するものです。
関連付けをより簡単に、明確に行うことができます。
①アウトプットとして利用しやすい
②何も考えなくてもある程度整理されたまとめができる
③マップを作るのにストレスを感じにくい
①情報量が多すぎると見にくい
②見た目が画一化してしまうためインプットとしては覚えにくい
③資料の管理がしにくい
④他の人と共有しにくい
⑤見返しにくい
マップを作るという特性上、パッと見の印象に欠けてしまうのが難点。
暗記に重要となる【イメージ】を持ちづらいため、インプットとしてまとめを作ることには向いていない方法と言えます。
その代わり、マップを作ること自体ストレスになりにくく、ある程度整理されたまとめができるのでアウトプット目的には良いと言えます。
ただ、見返すことを前提とする場合は1本の紐を手繰り寄せながら見返していくイメージになるため、少々ストレスに感じるかもしれません。
(全体の流れを一方向として見返していくことになるからです。暗記には違う角度からの見返しが有効になることも多いため、点として見返せる方が良いと言えます。)
まとめ:暗記におすすめの勉強法は?
今回は、暗記に役立つ4つの勉強法を紹介しました。
私のおすすめは、
①Good Note 5で授業
②内容をある程度イメージして整理する
③Good Note 5で自分用まとめを作る(アウトプット①)
④Wordで内容を再びまとめる(アウトプット②)
という流れです。
重要なポイントは、
思い出しながらまとめること
です。
手書きでノートを作成するのが苦手な人は、
Wordでまとめを作成した後、【Good Note 5】に取り込むという方法もあります。
【Good Note 5】の有効な機能である「一括検索」で検索できるようになるため、
資料管理・見返しもとっても簡単です。
それではまた別の記事で!