(獣医学生)獣医学生の就職先6選!

吉

獣医学部に入ったけど、将来何をしたいのかわからない…。
そもそも獣医師ってどんな仕事につけるの?

獣医学部に入学したからには
卒業後は獣医師免許を使った仕事に就きたいもの。

でも、
自分が何に興味があって、何に向いているのかわからない…。

そんな人に今回は獣医学性の就職先を6つ紹介します。

自分がやりたいこと、興味があることがわからない人はインターンに行くことをオススメします
【インターンシップ】に興味がある人は以下の記事も見てください。

動物病院

動物病院で働く人が多いのは間違いないです

【犬猫を助けたい】と言う理由で獣医になったが人がやはり多いのでしょう。

良いところは、

獣医師の花形職
かわいい動物に癒される
治療を追求できる(オーナーにもよる)

といったところでしょうか。

魅力的に見える小動物業界。
しかし、ちょっと気になる言葉が耳に入ります。

激務
給料が安い

僕が大学3年の頃に
キャリア形成論という科目の外部講師として来た動物病院の院長が言っていました

今は小動物業界は厳しい。競合が多すぎて開業しても儲からない。
犬猫の数も減ってる。

当時低学年だった僕はやりがいがあるならきつくても良いよなと思っていましたが、

今となってその先生の言わんとしていることの重大さを実感しています

実際お金は必要だし、将来性がないと不安になります

現在就職活動をしている小動物志望の友人の話を聞くと、

小動物業界の給与水準はそこまで悪くないのではないかと思います
公務員と同じか少し上くらいのイメージです。

激務という面は大きく変わってはいないようですが…

もちろん働く動物病院によりますよ!

公務員

公務員には、【地方公務員】と【国家公務員】があります。

福利厚生がしっかりしており、休みもちゃんと取れるため

趣味があり、ワークライフバランスを重視している人が選んでいるイメージがあります。

自分は【国家公務員獣医師】のお仕事は詳しく存じ上げないのですが、

地方公務員】については数回実習にいく機会がありました。

実習では家保(家畜保健衛生所)に行ったのですが、

今までお邪魔させて頂いたどの職場よりも人当たりが良い感じがしました。

「定時出勤定時退社できるよ!」と仰っていてピリピリしていない雰囲気もすごく魅力的でした。

ただ、鳥インフルが流行ったりした場合は超忙しいらしいです。

ワークライフバランス重視の人にはいいかも!!

NOSAI

畜産が有名な県に位置する大学出身者はNOSAIを選ぶ人も多いのではないでしょうか。

NOSAIとは、【全国農業共済組合】のこと。

いわゆる農業の保険屋のイメージです。

大動物獣医師といえば、まずNOSAIを考える人がほとんどだと思います。

NOSAIの獣医師になれば、各地域の農家を回って保険範囲内で処置を行います

地域によって給料はまちまちです。

鹿児島、北海道などの畜産県では給料がとっっても高い
福利厚生がしっかりしている(地域によるのか?)

企業

企業と言ってもたくさんあります。

製薬企業企業ファーム食品会社ペット保険、、、

待遇で考えたら製薬企業はかなり良いです。

その代わり獣医学部以外の医療系学部(薬学部、歯学部)も競争相手になるため、就活は本当に大変です。

早い人は4年の春くらいから動き出してインターンの準備をしていましたよ。

待遇が良い(給与・福利厚生・休日数)

博士課程進学(ドクターコース)

大学院に進学する人も毎年数人はいます。

理由は、

研究をやりたい!
大学に残りたい(教育に興味がある)!

専門医コースに進む!
将来についてもうちょっと迷いたい!

とか、いろいろですね。

学振を取れば月200,000円の奨励金がもらえるそうです。
(確か2年次~および3年次~の2パターンあるらしいです。詳しくは日本学術振興会HPよりご確認ください。)

大学に残る(戻ってくる)という選択肢ができるのは良いですね…!

動物園・水族館

動物園・水族館獣医師になるのが夢

そんな人もいるのではないでしょうか。

それでもこの職業に勤めることができるのは運要素がかなり高いのではないかと思います。

他大学の2つ上の先輩に新卒で動物園で働いている人がいるのですが、

ちょうど人がいなくなったタイミングで募集があってラッキーだった

と仰っていました。

野生動物関連の獣医師になれる憧れの職業

もし就職のタイミングで空きがなくて他のところに就職したとしても
常にアンテナを張っておけばチャンスを掴めるかもしれません

まとめ:獣医学生の就職先6選!

獣医師といっても様々な職種があります。

さらにいえば、

獣医師免許を取ったからといって、獣医として働かないといけないわけではない

ということも頭の中に入れておきましょう。

就職活動をする中で、

獣医学部に来たことは間違っていたのかもしれない

と思うこともあるかもしれません。

大丈夫です。他の生き方だって十分にできます。少なくとも、僕はそう信じています。

獣医師免許は、生きるための数ある手段の中の1つに過ぎず、目的でも十字架でもありません

長い道のりの途中

就職活動は自分を見つめ直す良い機会です。
皆さんにとって良い期間になることを願っています。

それでは!

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