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【極北旅#2】夜行列車は窮屈なエコノミー客を乗せて進む

2024-10-26

ウィニペグから列車に乗って、旅の目的地であるチャーチルを目指します。

VIA鉄道に乗り込む

列車に乗ってしばらくは、車窓からの風景を楽しんでいました。
マニトバ州のこの地域は畜産が盛んなようで、牛と馬が広大な敷地で放し飼いにされていました。

列車内のWifiは機能しておらず、運悪くこの月だけギガが枯渇していた私は、予めダウンロードしていた動画を見終わった後、本を読んだり風景をぼんやり眺めたりしていました。列車に揺られながら風景を見ていると眠たくなってきます。この眠りの幸せなことといったら…。

こんな写真を撮ってみたり



初日の夜:窮屈なエコノミー客を乗せて列車は進む

問題は夜、寝る時です。

30°くらいしか倒れないリクライニング
成人男性が横になるには狭い座席スペース

これでは寝る姿勢になれません。

おまけに暖房が効いた車内はひどく乾燥していて、浅い眠りから覚めた後は喉が張り裂けそうになっています。

なんとか体を縮こめて横になり、ネックウォーマーをマスク代わりにして夜を凌ぎます。



列車泊2日目

2日目の昼過ぎにはTompsonという街で3時間程度停車したので、街に買い出しに出かけました。

街に繰り出す仲間たち(乗客たち)

Tompsonの駅から20分くらい歩いたところにWalmartがあり、そこで水とマフィンを購入。
さらに道中のハンバーガー屋さんでお昼ご飯を買いました。

バーガーは裏切らない

寝るコツを掴んだのかそれとも単純に慣れたのか、2日目の夜は初日よりもずいぶんと楽に寝ることができました。

翌朝は7時に起き、チャーチル到着に備えます。



チャーチルに到着!

予定では9:00到着でしたが、実際は8:00に到着しました。

宿泊場所のチェックインは12時なのでしばらく時間があります。早めに行って荷物を置かせてもらうにしても、まだオーナーが起きてないかもしれない時間帯。

そこで駅構内にあるビジターセンターでしばらく時間を潰すことにしました。

こちらのビジターセンターの中には、ちょっとした展示があります。パークスカナダのスタッフもおり、いろいろとチャーチルの街のことを聞くことができます。



チャーチルの街を散策

9時過ぎに宿に行ってみたところ、チェックインを11時に早めてくれたことと、荷物を置かせてもらえるとのことだったので、チェックインまでの数時間、少し街を歩きました。

至る所にホッキョクグマの注意書きがあります。

10時以降の外出が禁止されていること、グループでの行動を推奨されていること、街から一定の範囲外には歩いて出てはいけないことなど、街全体がホッキョクグマに対して緊張感を持っている雰囲気を感じました。

ホッキョクグマの注意書き
制限エリア

チェックインの時間が来て、無事宿で一眠り。

いよいよ明日はホッキョクグマツアーに参加します。果たしてホッキョクグマは観れるのでしょうか。



Yoshi
Yoshi

本記事の写真は
ボディ〈Canon EOS R6〉
レンズ〈YONGNUO AF 50mm f1.8〉
を使用しております。

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