本記事のテーマ
"WISE"を使って賢くお金を使おう
ワーホリに行く皆さん！日本の資金どんな方法で海外に持っていこうと思っていますか？
スーツケースに50万円くらい詰め込んでいく…なんてのは現実的ではないですし、日本のクレカで買い物し続けるのはコスパが悪すぎます。
今回の記事では、ワーホリに必須な”WISE”という海外送金サービスを紹介します。
記事の最後には紹介制度の解説もしています。
WISEとは
WISEとは
海外送金を安く、公平に、簡単に行うためのサービスです
2011年にエストニア出身の男性2人によって開発されたサービスです。WISEの画期的なサービスは世界中の数百万人の人々、ビジネスに役立てられています。
実際に私もワーホリ中にいろいろな国出身の人たちが会計時にWISEカードを使っているのを見ました。
WISEの特徴
WISEのサービスをわかりやすく言うと、日本円と現地通貨のコスパの良い中間業者、と言う位置付けです。
WISEの特徴
- マルチカレンシー口座
- 公平なレートでの両替
- 低い手数料
- スマホアプリ１つで管理できる
マルチカレンシー口座
WISEでは1つのアカウントで複数の通貨を保有することができます。これをマルチカレンシー口座と言い、自分のバックの中に通過ごとの財布を複数持っているようなイメージです。
私の場合、アプリを開くとカナダドル口座と日本円口座が含まれており、それぞれの残高を確認することができます。
後述しますが、このマルチカレンシー口座こそがWISEが手数料を安く設定できる秘密なのです。
公平なレートでの両替
皆さんはミッドマーケットレートをご存知でしょうか？
ミッドマーケットレートとは
売り相場と買い相場の中間の為替レート。市場で自然と設定されるため真に公平なレートと言える。
銀行や海外送金サービスは独自の為替レートを設定することができるため、世の中には様々な為替レートが存在します。
その中で、WISEはミッドマーケットレートを採用することを公式に発表しています。つまり、WISEを利用すれば最も公平な為替レートで両替することが可能なのです。
低い手数料
WISEの手数料
- 両替・送金・ATM利用時に主に手数料が発生
- 低い手数料
- 手数料が事前にわかる
WISEでは他社に比べて低い手数料で両替・送金を行うことができます。
こちらは10,000円をカナダドルに両替した場合に実際に受け取れる額を比較した表です。手数料(transfer fee)は最もWISEが安く、実際に受け取れる金額が多いことがわかります。
スマホアプリ1つで管理できる
WISEにはアプリがあります。
WISEの手数料
- スマホアプリでほとんどのサービスを利用可能
アプリ内で両替・送金・受け取りなど、ほとんどのサービスを利用することができます。いつでもどこでもスマホ一つで資金をチャージしたり送金ができるのはとても便利です。
手数料が安くなる仕組み
一般的な送金はSWIFTを利用しており、その場合複数の中継銀行を経由して目的の銀行まで送金します。
つまり、中継銀行の数だけ手数料が増え、時間も長くかかります。
一方、WISEは独自の送金システムを利用することで手数料と時間の節約が可能にしています。
WISEの送金システム
- 国内送金を活用
- WISE内の口座で両替(マルチカレンシー口座)
仮にゆうちょ銀行からカナダのCIBC銀行へ送金する場合を例に説明してみます！
①ゆうちょ銀行から日本のWISE口座へ送金(国内送金)
②日本のWISE口座の日本円をカナダドルに両替。両替後は自分のカナダのWISE口座へ資金が移動(WISE内で両替)
③自分のカナダのWISE口座からCIBC銀行へ送金(国内送金)
WISEでは、中継銀行をWISEだけにすることで低い手数料を実現しています。
より詳しい内容はWISEの公式HPでご確認ください！
WISEの安全性は？
ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は関東財務局によって第二種資金移動業者(第00040号)として免許登録されており、銀行ではありませんがセキュリティレベルは金融機関と同等レベルで管理されています。
アカウント利用には２段階認証などの本人確認を徹底されており、第3者に万が一パスワードが漏れてしまった場合も不正利用を防ぐことができます。
WISEのデメリットは？
それではWISEのデメリットはなんでしょうか？
ポイントなどの特典がない
WISEにはWISEカードというデビットカードがあります。しかし、キャッシュバックといった現時点では特典はありません。
現地発行のクレジットカードを作り、特典を享受しながら利用するのがおすすめです。
他にはWISEカード発行に1,200円の発行料金がかかるくらいです！
ワーホリ中にWISEを使う機会
実際にワーホリ中どんなタイミングでWISEを使うか例を挙げて見ていきましょう。
①日本の銀行口座から現地銀行に入金するとき
ワーホリなどの長期滞在では現地に結構な金額を持っていく必要があります。しかし、スーツケースに大量の現金を持っていくわけにはいきません。
そんな時に、WISEを使って日本の銀行口座から現地銀行口座にお金をコスパ良く送金することができます。
②現地銀行のクレジットカードを作るまでの繋ぎ
ワーホリで現地に着いたら、現地銀行で銀行口座とクレジットカードを作りましょう。WISEカードでの支払いは現地発行のクレジットカードを受け取るまでの繋ぎとして使いましょう！
詳しくは以下の記事で解説しています。
紹介制度でWISEをお得に始める
WISEには紹介制度があります。
紹介制度を利用すれば初回の送金にかかる手数料が無料(最大¥75,000の送金時にかかる手数料が無料)になります！
私の本名はYoshihiroなので「Yoshihiro様から最大75,000 JPYまでの送金手数料が無料になる送金クーポンが付与されました」というページに飛んだらそのまま進んで大丈夫です。
まとめ：WISEで賢くお金を扱おう
WISEはワーホリには必須と言っても過言ではないサービスです！
海外に行く際の利用はもちろん、海外から日本に送金する際にも役に立ちます。
海外では日本以上に手数料などの無駄な出費はできる限り減らしましょう！小さく積み上がった出費を日本円に換算するととんでもない額になっていたりします…！
皆さんのワーホリの成功を祈っています！
